私たちの人生に訪れてくる苦難や困難や別離や失望などは、突然で不確実性で推測がつかないものも沢山存在しています。
霊的な知識や書籍の中には、旅立ちに関して「肉体を脱ぐだけであり真理を知った者は悲しまなくていい」と書かれているものもあります。私は霊的な知識や真理を知っていても、親族や身内や愛する人を見送れば悲しく寂しくて沢山泣きます。
「スピリットになっても会話できるのに、なぜ悲しむの?」と思われるかもしれませんが、触れることができず日常に今まで共に笑いながら過ごした人がいなくなれば、さみしく思って当たり前だと思います。肉体を脱ぐ旅立ちも、学びが終わった卒業である旅立ちも喪失感はあると思っています。
だからこそ、悲しいとき、さみしいとき、苦しいときには、思い切り泣いていいと思っています。悲しみも感情もエネルギーなので、閉じ込めて感じないふりをすると、後々に問題を起こし、さらに癒すことが大変になっていくと思います。
感じるには理由があるのです。自分自身の心の奥の本当の感情を感じながら、魂から生きていくことは大切だと思います。感情を感じて解放していく時に霊的な知識や真実は、きっと心の支えになると思います。
私たちの魂は永遠であり肉体を着て地上に学びに来ていて、何度も輪廻転生を繰りかえしながら学び続けていて、根底ではすべての魂がつながっているということです。だからこそ、あなた様の涙はけっして無駄ではありませんし、あなた様の笑顔や輝きは全体の成長に影響しているということです。
あなた様が魂から幸せになっていかれることは、すべての人の魂の成長にも影響していくということだと私は信じています。
私たちが悲しみを乗り越えて魂から輝きあえますように☆☆☆